Ccfolia Log
-
メイン
GM
準備できたら教えろ
-
メイン
リラ・ディザイアス
教える
-
メイン
スペランカー
OL
-
メイン
マルファ
教える
-
メイン
ソラハレワタール
教えますよ、GMさん!
-
メイン
ブラックウィンド
教える
-
メイン
GM
では出航だァ〜〜〜!!!
-
メイン
リラ・ディザイアス
出航だァ~~~~~!!!
-
メイン
ソラハレワタール
出航です!
-
メイン
スペランカー
出航だ~~~~~~~~~!!
-
メイン
ブラックウィンド
出航だァ~~~!!
-
メイン
GM
-
メイン
GM
-
メイン
GM
時刻は午前0時を回り、街の明かりも消えていきます。
-
メイン
GM
PC5人はそんな中でも寝ずに、あるいは眠れずに各々の時間を過ごしていることでしょう。
-
メイン
GM
ところでなぜ5人はこんな夜遅くまで起きているのでしょうか。
-
メイン
ソラハレワタール
ましろさんにお使い頼まれてしまいました…!
アイスってどこで売ってるんでしょうか! -
メイン
ブラックウィンド
寝れなかった
-
メイン
リラ・ディザイアス
腹が減った。夜食でも買いに行くか
-
メイン
マルファ
夜回り
-
メイン
マルファ
「はぁ…」
「今宵も酷く冷えますわね、雨のせいかしら…」 -
メイン
ブラックウィンド
夜風浴びるついでにコンビニに
-
メイン
マルファ
ふぅ、と息を吐いて
-
メイン
スペランカー
ソラが玄関を開けると同時に、隣でも音がガチャりと。
-
メイン
スペランカー
「あ」
-
メイン
スペランカー
ソラと目が合う、青い髪となんかおっぱいで汗臭そうな人がいた。
-
メイン
スペランカー
隣に住んでるなんか話しかけたこともない人がソラの目の前におった。
-
メイン
マルファ
「…ふうむ」
ちらりと視線を辺りに向けて -
メイン
ソラハレワタール
choice[スペ,マル,ブラ,砂,リラ] (choice[スペ,マル,ブラ,砂,リラ]) > マル
-
メイン
スペランカー
「あややー、これはこれはお隣さんかなー?あんまり挨拶とかしてなかったけど、どもどもー」
-
メイン
ソラハレワタール
すみません!
そこのお姉さん!!
アイスってどこで売ってますか!!! -
メイン
マルファ
「アイス…?」
-
メイン
スペランカー
「って、あーりゃりゃ」
肩を竦めながら、ソラとマルファが顔を合わせ話しかけているのを見て。 -
メイン
マルファ
「ああ、それでしたら今の時間には…」
-
メイン
マルファ
「…」
すこし気まずそうなスペランカーを見て -
メイン
ソラハレワタール
はい、アイスです!
ブラックモンブランとか言うそうです!! -
メイン
スペランカー
まぁそんなもんよねー、あんまご近所挨拶とかせずに
ずーっとAmazonでなんか食い物とか頼んで
ぐーたら過ごしてたし。 -
メイン
マルファ
「そこのお嬢さんがた、外を歩くのに慣れてそうですね?」
-
メイン
マルファ
探検家の衣装だし
-
メイン
マルファ
未開域でみたことある
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……腹が減った」
隣のドアを開けて出てくる -
メイン
マルファ
「…このお嬢さんがお望みの物、アテはございません?」
-
メイン
スペランカー
そんな事を思いながらスペランカーは、真っ暗な空を見上げながら
はぁ~。と白い息を吐き捨ててみた。
久々に外に出たから、こういうのを見るのもなんか新鮮。 -
メイン
リラ・ディザイアス
「ん、なんだこの階は。こんな時間に騒がしいな」
-
メイン
マルファ
「………………………」
-
メイン
スペランカー
「ん~?私~?あはは~!そうでもないよ~」
手を振りながら、へらへらと笑い。 -
メイン
ソラハレワタール
はい、アイスってどこで売ってるんですか!
そこの赤ヘルさん、知っていませんか!!! -
メイン
マルファ
「あら、そうですか?」
-
メイン
ブラックウィンド
外が騒がしいな…と思いながら扉を開ける
-
メイン
スペランカー
「ちなみにそういうお嬢さんは~?結構イケてる服着てるじゃーん」
-
メイン
マルファ
「…ふむ」
まぁ確かに外回り衣装のままですが -
メイン
スペランカー
けらけらと笑いながら、ダボダボのジャージにあるポケットに手を突っ込む。
-
メイン
マルファ
「この時間でしたら、コンビニエンスストア…とか?」
-
メイン
スペランカー
あーさびー、外に出たのっていつぶりかなー。
あー、まぁ、"あれ以来"よねー。 -
メイン
ソラハレワタール
夜なのに人が多いですね!
こんびに…? それはどんな場所なんですか!! -
メイン
スペランカー
なーんて思いながら。
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……深夜に井戸端会議とはこの世界の人間は寝ないものなのか…?」
-
メイン
スペランカー
「あーコンビニ!いいじゃん~!私もそうだよ~、なんかたまには散歩しよっかなーって」
-
メイン
リラ・ディザイアス
独り言を呟きつつ、目当てのコンビニへと向かうため階段へ
-
メイン
マルファ
「散歩…へぇ」
-
メイン
スペランカー
「んじゃ、お姉さんとちょっと悪いことしちゃう~?」
ニヤニヤとしながら。 -
メイン
マルファ
「こんな夜更けに危ない事を」
「まぁ…ここら辺の治安なら問題ないか」 -
メイン
ソラハレワタール
お二人とも、こんびに?をご存知でしたら教えてください!
わたし、この町に来たの最近なので! -
メイン
マルファ
「でしたら、私も同行してもよろしいですか?」
-
メイン
マルファ
「ふむ…」
-
メイン
ソラハレワタール
嬉しいです!
-
メイン
リラ・ディザイアス
その途中、ブッラクウィンドの部屋の前を横切り…
-
メイン
スペランカー
「あはは!冗談よ冗談~危ないことなんてしないしー」
へらへらと笑いながら、ポケットから手を出してひらひらさせる。 -
メイン
マルファ
くすくす笑いつつ
-
メイン
ソラハレワタール
危ないことはダメですよ!
ヒーローガールとして見過ごせません! -
メイン
リラ・ディザイアス
「……ん、すまん。夜分に前を失礼する」
とか適当な挨拶をかまして通り過ぎる -
メイン
スペランカー
「あはは!若いね~、いいねーヒーローとか、うんうん!」
腕を組みながら、楽しそうにうなずいている。 -
メイン
スペランカー
「おっ、声大きかったかなー?めんごめんごー」
-
メイン
スペランカー
リラに挨拶代わりに、にへらっと笑いながら。
-
メイン
ブラックウィンド
「……」
通り過ぎた影に無言で軽く挨拶だけする -
メイン
マルファ
「おや…おっと」
-
メイン
ソラハレワタール
なんだか夜なのに人が多いのって不思議ですね!
スカイランドだとみんな夜は出歩かなかったですよ! -
メイン
マルファ
「騒がしくしてしまうのも、よろしくは無いですね」
「行きましょうか?」 -
メイン
リラ・ディザイアス
階段は降りるのが面倒になったので適当に飛び降りた
-
メイン
スペランカー
「た~しかに~」
頭の後ろで腕を組みながら、のっそのっそとコンビニへ向かって歩き始めようとして。 -
メイン
スペランカー
「げぇ!あの子飛び降りたよぉ!?死んじゃうよ!?」
-
メイン
ソラハレワタール
はい!よろしくお願いします…えっと、何とお呼びすれば?
ーーそういえば、マルファの名を尋ねていなかった -
メイン
スペランカー
がーん。という効果音を立てながら、口をあんぐりと開けている。
-
メイン
マルファ
「おっと…」
-
メイン
ブラックウィンド
余り悪目立ちしたくないので階段を下りていく
-
メイン
ソラハレワタール
ちなみにわたしの名前はソラです!ソラハレワタールです!
-
メイン
マルファ
「大丈夫でしょう、しっかりしてるこのようですし…」
-
メイン
マルファ
「…私はマルファ」
-
メイン
リラ・ディザイアス
戦士なので飛び降りても平気
普通にコンビニの目の前に着地する -
メイン
スペランカー
「あーそう?最近に若い子って、結構丈夫なのね~」
-
メイン
マルファ
「流れのシスター、マルファです」
「どうぞよろしくお願い致します」 -
メイン
スペランカー
「あ、ちなみに私はスペランカーだよー、よろよろー」
-
メイン
ソラハレワタール
マルファさんですね!
シスター?お姉さんってことですか?? -
メイン
マルファ
「ううん…」
-
メイン
マルファ
「…まぁ、そんなものですわ」
-
メイン
ソラハレワタール
スペランカーさんもよろしくお願いします!!
-
メイン
マルファ
くすりと笑って
-
メイン
スペランカー
ピースサインを出して、にへらと笑いながら。
-
メイン
マルファ
先に階段を進んでいく
-
メイン
スペランカー
階段を進んで降りていき、なんやかんやあって
コンビニに到着する一行。 -
メイン
スペランカー
「ま、こういう時間帯にする悪いことと言ったらもう、一つっきゃないっしょー」
-
メイン
ソラハレワタール
そうなんですね!では、マルファさんはお姉さんです!
ーー飼い犬のように後からついて行く -
メイン
スペランカー
「深夜カップ麺!うっしっし!」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「失礼する」
コンビニに入るのに挨拶する必要がないとはまだ知らない異世界人 -
メイン
スペランカー
悪そうな顔で笑う。
-
メイン
ソラハレワタール
カップメン??
-
メイン
スペランカー
「そーそ、身体に超悪そうな味がするんだけどさー、これがもー美味しくてたまらんのよー!あっはっはっはー!」
-
メイン
砂塚あきら
「らっしゃっせー」
-
メイン
マルファ
「インスタント食品、ですわね」
-
メイン
スペランカー
「あ、大声出しちゃった、店員さんめんごめんごー」
-
メイン
マルファ
「あまり馴染みは無いので?」
-
メイン
スペランカー
ぺこぺことあきらに頭を下げながら。
-
メイン
リラ・ディザイアス
「さて…調達するか」
-
メイン
砂塚あきら
怪訝な顔
-
メイン
ソラハレワタール
インスタ……? 聞いたことないですね!
-
メイン
リラ・ディザイアス
カップ麺コーナーに行き片っ端からカゴに詰めていく
-
メイン
マルファ
「うおわ」
-
メイン
リラ・ディザイアス
もちろん全部食べるためだ。腹が減ったからな
-
メイン
スペランカー
やべー、なんかめっちゃ怪しい人って思われるー。
つっても、あっはっは!まぁあんま否定はしないけどねー。 -
メイン
マルファ
「凄い買いますわね…」
ちょっとびっくり -
メイン
スペランカー
普段部屋からずーっと出てこないしさー。
それに……クンクン、うへー、やっぱりなー。
あんまりお風呂入ってないから、めっちゃ汗臭いし、私。 -
メイン
ブラックウィンド
眠れない…眠れないが落ち着かない
だからコーヒーと適当なお菓子を買う -
メイン
スペランカー
うへーと、眉を顰めながら、自分の服の裾を摘まんで
鼻に押し当てながら、渋そうな顔をしつつ。 -
メイン
ソラハレワタール
そうですか?いい匂いだと思いますよ!
-
メイン
リラ・ディザイアス
「…すまない、お前も食べたかったか?」
マルファに声をかける -
メイン
マルファ
「いや、大丈夫ですのよ」
-
メイン
スペランカー
「げっ……あ、あはは!見られちゃってた?」
ソラの方を見て、苦笑いを作りながら。 -
メイン
マルファ
「…でも、些か不健康では…?」
-
メイン
マルファ
自炊派なのだ
-
メイン
ソラハレワタール
いえいえ、こちらこそすみません…!
ちょっと気になったので -
メイン
リラ・ディザイアス
「………そうなのか?旨いものは体が欲しているものと聞いたが…」
-
メイン
マルファ
「んーと」
-
メイン
スペランカー
「ん、それなら良かった良かった!……いやーでも、あはは、あんまり良い匂いだなんて言われないっていうか、自分でもそう思わないし……」
-
メイン
マルファ
「こういうのは偶のご褒美といいますか」
-
メイン
スペランカー
「あんま人をドキッとさせることは言わないことだぞー?若いの♪」
-
メイン
スペランカー
ピン、とソラの鼻を指で軽く押しながら。
-
メイン
スペランカー
へへへ!と笑ってみせる。
-
メイン
マルファ
「ずっと食べるものでもないと…」
思うのだが如何せん詳しくは無い -
メイン
リラ・ディザイアス
「………そうなのか。ご褒美…なるほどな」
-
メイン
ソラハレワタール
でも確かに自分の匂いってなかなか自分だと気づけませんよね!
わたし、大丈夫でしょうか?
──恐る恐るスペランカーに近づき脇を見せる -
メイン
リラ・ディザイアス
「確かにそうだ。修行も同じものばかりでは成立せんしな…」
-
メイン
マルファ
「普段からこういうお食事を?」
-
メイン
スペランカー
「ひゃっ!?ちょっ!そ、それ、ビックリしちゃうやつー!?……ま、まぁ、嗅ぐけど……スンスン」
-
メイン
ソラハレワタール
へ、変では…ないでしょうか///
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……ああ。料理は得意ではなくてな…」
-
メイン
スペランカー
冷や汗を浮かべながらも、ソラの脇の下をちょっと嗅いでみる。
私って実はこう見えても、冒険家だったりするんだ~。
だから何?って話だけど、まぁつまり、なんか、好奇心が強いわけでー……。 -
メイン
スペランカー
「……あ、結構いい香り……!?」
-
メイン
マルファ
「ははぁ…」
-
メイン
スペランカー
普通にビックリした。なんか、柔らかい匂い……!?
-
メイン
ソラハレワタール
うえっ!? ほ、本当なんですか!?
-
メイン
リラ・ディザイアス
なにせ異世界では戦いと修行の日々だったのだ
女子力壊滅である -
メイン
スペランカー
「えー?……あははは!本人が嗅がせておいて、めっちゃ恥ずかしそうな顔してんじゃ~ん」
けらけらと笑いながら、ソラのほっぺに指をぐにぐにと当てながら。 -
メイン
マルファ
「ううむ成程」
-
メイン
マルファ
「でしたらほら、少し趣向を変えましょう」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「趣向を変える…?」
-
メイン
マルファ
「コンビニとは便利なもの、挑戦には楽ですよ」
-
メイン
ソラハレワタール
うぐぐ……それを言われてしまったら、元も子もありませんね!
-
メイン
スペランカー
「おっとっと、また大声で喋りすぎかもだねー……店員さんにまた、白い目で見られちゃうかも?」
ちらりと、あきらの方を見ながら。 -
メイン
砂塚あきら
呆れた表情
-
メイン
ソラハレワタール
ちょっと他の人の意見も聞いてきます!
-
メイン
マルファ
「あちらにほら…食品もありまして」
-
メイン
マルファ
「ウインナーとか…サラダチキンとか」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「………挑戦、か」
ちらりと食品コーナーに目線を送る -
メイン
スペランカー
あ、あはは~、とあきらに詫びるように、苦笑いを浮かべならぺこぺこと頭を下げて。
-
メイン
ソラハレワタール
だだだ…!
挑戦ってなんですか?バトルですか!! -
メイン
スペランカー
「お、そうだ、というわけでお目当ての商品買わなくちゃだねー」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……ふむ…確かに食材もあるんだな」
-
メイン
マルファ
「あとほら」
-
メイン
マルファ
調味料を見せる
-
メイン
リラ・ディザイアス
普段は完成品ばかり買っている
-
メイン
リラ・ディザイアス
「調味料?」
-
メイン
スペランカー
ふんふ~ん♪と鼻歌を歌いながら、スペランカーは陳列してあるカップ麺を見定めるように
まるで、宝を探す冒険家だ、こういう風にねー、日常にも何か新しい発見とか、そういうのがあるといいんだよねー。 -
メイン
スペランカー
─────しかし、そんなスペランカーの期待とは裏腹に。
-
メイン
マルファ
「ほら、お醬油とか」
-
メイン
ソラハレワタール
お料理のバトル?
-
メイン
スペランカー
ふと手に取った新しいカップ麺を見ながらも
虚ろな目をしていた。 -
メイン
マルファ
「あと普通に塩とか…胡椒…」
-
メイン
リラ・ディザイアス
純粋に疑問を声に出し、首を傾げ
-
メイン
マルファ
「兎も角、味付けを自分で決める事から始めてもいいのでは?」
-
メイン
スペランカー
「…………………」
……期待してたよりは、なんか、ガッカリだな……。
なんていうか………うん……。 -
メイン
リラ・ディザイアス
「味付けか…考えたことも無かった」
-
メイン
ソラハレワタール
スペランカーさん、マルファさんがどなたかとお料理バトルするみたいですよ!!!
-
メイン
マルファ
「うわあ元気な」
-
メイン
マルファ
「ソラさんそういう訳ではなくって」
-
メイン
リラ・ディザイアス
食べれるかどうかでしか判断してこなかったのだ
女子力壊滅である -
メイン
スペランカー
私は……命を懸けて、地下まで潜って。
それでもう、一生遊んで暮らしていけるような宝を手に入れて……。
念願の夢でさ、だから……最初はウキウキしてたけど。 -
メイン
スペランカー
なんか、段々と……夢が、無くなって。
-
メイン
マルファ
「ああ…もう元気な」
-
メイン
ソラハレワタール
え、違うんですか!?
-
メイン
スペランカー
「……ん!お料理バトルー?いいじゃんいいじゃん~!」
-
メイン
スペランカー
にへらと笑いながら、マルファとリラがいる方に歩いて行く。
-
メイン
リラ・ディザイアス
「…料理バトル…?」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「狩猟なら得意だが…」
-
メイン
マルファ
「…ん、と」
背後にもう一人客を見て -
メイン
マルファ
「すいませんね、騒いでしまって」
ブラックウィンドに -
メイン
ソラハレワタール
こんなところにもう1人いらっしゃったんですね!
ごめんなさい!!
──お辞儀をして謝罪するも煩い -
メイン
ソラハレワタール
狩猟が得意…?
なかなかの強者さんがいますね!! -
メイン
ブラックウィンド
「……ん、いや…」
レジでコーヒーを受け取りカウンターに座る -
メイン
スペランカー
スペランカーの手には、新商品のカップ麺があり
野球少年が新しく買ってもらった野球ボールの
掴み心地を確かめているように、ぽんぽんと弄びながら。 -
メイン
マルファ
「いやはや…」
-
メイン
スペランカー
「あ、じゃあ店員さん~、私もこれ、いい?」
-
メイン
スペランカー
コトッ、とカップ麺をレジに置く。
-
メイン
マルファ
「…冷やかしもダメか」
自身は何も買ってない事に気付き -
メイン
砂塚あきら
「ハーイ」
-
メイン
スペランカー
「いくらよ~?」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「だがまあ…勝負というなら受けて立とう
オーレン族の誇りにかけて」 -
メイン
砂塚あきら
ぴっぴっぴとレジに通す。
-
メイン
砂塚あきら
「全部で100円デス」
-
メイン
ソラハレワタール
オーレン族!
なんだかワクワクする名前ですね!! -
メイン
スペランカー
「へ~!安いね~!んー、じゃあそうだなー」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「勝負をするには…まず食材か
何が必要なんだ…?」 -
メイン
スペランカー
ゴソゴソとダボダボのズボンのポッケを漁り始め。
-
メイン
ソラハレワタール
今度、是非ともお手合わせを!
あ、私はスカイランドから来たソラハレワタールです! -
メイン
スペランカー
「あー、じゃあ汚いけどさ、これでいい?」
-
メイン
リラ・ディザイアス
首を捻りつつ、食材コーナーに立ち
-
メイン
スペランカー
グシャグシャになった一万円札をあきらに見せる。
-
メイン
砂塚あきら
「あー、ハイ、大丈夫ですよ」
-
メイン
マルファ
「あーあー、食材は…」
-
メイン
スペランカー
「良かった良かったー!あ、ちなみにおつりはいらないんで~」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「………ん、よろしくお願いする。
私はオーレン族のリラだ。」 -
メイン
マルファ
「此処には総本格的な物は無いですし」
-
メイン
スペランカー
「良かったら、どーぞどーぞ使ってくださいな~」
にへらと笑い。 -
メイン
ソラハレワタール
choice[ちゃんとしたアイス,激辛そうなお菓子,R18アイテム] (choice[ちゃんとしたアイス,激辛そうなお菓子,R18アイテム]) > 激辛そうなお菓子
-
メイン
マルファ
「そういうの店員さんが困りますので!」
スペランカーの方に -
メイン
砂塚あきら
「ハーイ」募金箱にじゃらら
-
メイン
砂塚あきら
「あ、あとイートインで30分くらいおしゃべりしないと店出られないと思いますんで」
-
メイン
ソラハレワタール
これは…アイス?なのでしょうか??
──激辛お菓子を手にして -
メイン
スペランカー
「えー?そーかな?結構嬉しがるのかなーって思ったけど……って、ありゃりゃ、募金箱に」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「…まあいいか。全部買えば」
全部カゴに入れてく -
メイン
マルファ
「こういうのって裏でお金が正しい数あるか計算してるので…」
-
メイン
スペランカー
まぁでも、食べたいものをあんまり食べれない子ども達に
こういうお金が渡るのは、きっといいことよねー。 -
メイン
マルファ
ボランティアとかで経験がある
-
メイン
スペランカー
うんうん、1日1善って感じ?まぁ、ずっと籠ってばっかだったから。そんなのしてないんだけど。
-
メイン
リラ・ディザイアス
「すまない。会計をお願いする」
-
メイン
スペランカー
「へ~、マルファちゃん結構詳しいね~」
-
メイン
ソラハレワタール
うう…スペランカーさんヒーローですね!
感動しました!! -
メイン
リラ・ディザイアス
カゴには大量の食材
-
メイン
マルファ
「…はぁ…」
何か疲れた -
メイン
砂塚あきら
「ハーイ」ぴっぴっぴー
-
メイン
スペランカー
「お姉さん、感心しちゃったな~……って、あはは!別に私はヒーローなんかじゃないって~」
-
メイン
スペランカー
へらへらと笑いながら。
-
メイン
マルファ
のど飴とカフェオレを取り、セルフレジに通しつつ
-
メイン
砂塚あきら
「全部で170円です」
-
メイン
マルファ
「お隣、よろしくって?」
ブラックウィンドに -
メイン
ソラハレワタール
そんなスペランカーさんにわたしからこれをプレゼントです!!
──激辛お菓子を手渡す -
メイン
スペランカー
「ん」
激辛お菓子を受け取って。 -
メイン
ブラックウィンド
「……どうぞ」
-
メイン
スペランカー
「うへー、こういうアイスもあるんだ?初めて見たかも?」
-
メイン
マルファ
「どうも」
すらりと座って -
メイン
リラ・ディザイアス
「わかった」
ジャラジャラと財布を逆さにして小銭を出す -
メイン
スペランカー
「でも、いいね!ソラちゃんはじゃあ、ヒーローはヒーローでも、チャレンジャーなヒーローだね」
にこりと笑いながら。 -
メイン
リラ・ディザイアス
「………待て、イートインだと?」
-
メイン
ソラハレワタール
そうかもしれません!
スペランカーさん、是非プレゼントは受け取ってください!! -
メイン
砂塚あきら
「そうデス」
-
メイン
リラ・ディザイアス
食材だけでは食べられないではないか
-
メイン
リラ・ディザイアス
「参ったな…腹が減っていたのだが…」
-
メイン
スペランカー
「いいよいいよ~!若い可愛い子ちゃんに貰ったプレゼントは、ちゃ~んと受け取っとかなくちゃ、だもんね~♪」
-
メイン
スペランカー
ソラを揶揄うように笑いながら。
-
メイン
リラ・ディザイアス
少しばかり逡巡するが
-
メイン
リラ・ディザイアス
「まあいいか。ありがとう」
-
メイン
マルファ
「ええと」
「…お名前は」
目線は向けず問いかける -
メイン
ソラハレワタール
困っている人がいますね!
リラさんどうかしましたか?? -
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……ソラか。食材を買ったはいいが調理場がなくてな」
-
メイン
ブラックウィンド
「ブラックウィンド」
-
メイン
砂塚あきら
「ホットスナック等もありますのでよろしければお買い求めくださ〜い」
-
メイン
スペランカー
「お、じゃあこのチキンも買っちゃおうかな?」
-
メイン
ソラハレワタール
調理ですか!
お店の外ならいいんじゃないですか? -
メイン
スペランカー
「今日は豪遊だね、ふふ~ん♪」
にこりと笑い、鼻歌を歌いながら。 -
メイン
マルファ
「ブラックウィンド…成程」
-
メイン
マルファ
「私はマルファ」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「それが30分は出れないらしい。何故かは知らん」
-
メイン
マルファ
「今宵はどんな用事で?」
-
メイン
砂塚あきら
「チキンひとつ10円デス」
-
メイン
スペランカー
「やっす!変な素材とか使ってない?大丈夫?」
-
メイン
ソラハレワタール
なるほど!
ではコンビニ?にはキッチンがある所にはあるそうなので店員さんに頼んで貸してもらいましょう -
メイン
砂塚あきら
「オーナーの道楽でやってるので……」
-
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「そうなのか。ありがたいな。まだこっちには不慣れなんだ」
-
メイン
スペランカー
「へぇ~!慈善って感じだねー!いいオーナーさんじゃん!そういう人もいるんだねー」
-
メイン
ブラックウィンド
「風に当たりに来た…」
「部屋が…少し息苦しくて」 -
メイン
スペランカー
「じゃあ店員さんも給料とか、結構良かったり~?」
-
メイン
砂塚あきら
「時給2700円デス」
-
メイン
マルファ
「息苦しい…ですか」
-
メイン
スペランカー
「へ~!それって良い方?」
-
メイン
ソラハレワタール
スペランカーさん!
そこの店員さんにキッチン借りれないか聞いてみてください
──背中を引っ張り -
メイン
スペランカー
「ん?ああオッケオッケー!」
指で丸マークを作りながら快諾し。 -
メイン
マルファ
「確かに、息詰まるときもありますね」
「何となくわかりますわ」 -
メイン
スペランカー
「店員さん、キッチン借りたいみたいだよー?どー?追加料金とかいる?」
-
メイン
砂塚あきら
「破格です破格です
キッチンですか……いいですけど、火はないですよ?コンビニですし」 -
メイン
スペランカー
「あざーっす!気前いいじゃ~ん」
-
メイン
マルファ
「こちらのでの暮らしは長いので?」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「構わん。どうせ料理での火の使い方などわからないしな」
-
メイン
スペランカー
「へ~!じゃあ店員さんも結構、豪遊とかできてたりー?」」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「感謝する」
スペランカーと店員にそう伝えるとキッチンへ -
メイン
砂塚あきら
「色々遊び行ったり、服とか買えたりしますね
ありがたい話です」 -
メイン
砂塚あきら
「どうぞ〜」
-
メイン
ソラハレワタール
火は適当に起こしちゃいましょう!
-
メイン
スペランカー
いってら~と気軽な感じで手を振りながら。
-
メイン
ブラックウィンド
「いや…最近来たばかり」
-
メイン
スペランカー
「んじゃ、私はそろそろ部屋に戻ろうかなーっと」
-
メイン
マルファ
「へへぇ…」
-
メイン
ソラハレワタール
スペランカーさん、もう帰っちゃうんですか??
-
メイン
マルファ
「旅でも?」
-
メイン
スペランカー
「あはは!でもまた明日も会えるよ!」
にこっ、と笑いながら。 -
メイン
ブラックウィンド
「そういうわけではないけど…」
-
メイン
砂塚あきら
「帰ります?わかりました……オーナーに電話しますね」
-
メイン
スペランカー
「それにソラちゃんには、このお菓子の感想も聞かせなくちゃだもんねー」
激辛お菓子を見せびらかしながら。 -
メイン
リラ・ディザイアス
食材を適当なサイズに鉤爪でカットしている
-
メイン
マルファ
「ふむ」
-
メイン
ソラハレワタール
約束ですよ!
はい、約束!
──小指をスペランカーに差し出す -
メイン
スペランカー
「ん、おっけ~!」
-
メイン
マルファ
「流れの…という感じで?」
-
メイン
ソラハレワタール
はい、約束です!
-
メイン
スペランカー
ソラの差し出した指に、自分の小指を絡めながら。
-
メイン
スペランカー
「ほいほい~!約束、むすんだーっと!」
-
メイン
ソラハレワタール
1D100 の笑顔 (1D100) > 25
-
メイン
リラ・ディザイアス
あとは適当に調味料を振りかける
-
メイン
スペランカー
に
こ
に
こ -
メイン
リラ・ディザイアス
出来たものを一口食べて…
-
メイン
ブラックウィンド
「……多分」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……………………まあいいか」
-
メイン
ソラハレワタール
爪で切ってる!?
凄いですね! -
メイン
マルファ
「…私もそういう感じなんですよ」
-
メイン
ブラックウィンド
「あのマンションってそんなに長くいる人はいないんじゃないかな…」
-
メイン
マルファ
「ですねフフ」
-
メイン
スペランカー
そうしてスペランカーは、自動ドアを抜け、マンションへと戻っていった。
楽しげなステップで、レジ袋を揺らしながら。 -
メイン
マルファ
「でも、なんだか」
「むしろ止まった様に長く感じる事もありますよ」 -
メイン
ソラハレワタール
おやすみなさい、スペランカーさん!
-
メイン
リラ・ディザイアス
「よしできた。食べるか」
こうしてコンビニの食材を一口サイズにカットして混ぜ合わせて調味料をかけた料理ができた -
メイン
ブラックウィンド
「……そうなの?」
-
メイン
ソラハレワタール
美味しそうですね!
見ていたらお腹が減りました! -
メイン
マルファ
「…ええ」
-
メイン
マルファ
「何もしていない時間がありますから」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「………どうした。ソラも食べるか?」
-
メイン
ソラハレワタール
!?
えっ…いいんですか!!!
──子犬ならば尻尾を振っている所だろう -
メイン
ブラックウィンド
「……そっか」
-
メイン
マルファ
「昔はもっと…気張ってたような、そうでもないような」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「…構わない。人に自分の料理を食べさせるなど初めてだが……」
-
メイン
マルファ
「まぁ、今とは違うモノですしね」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「不味かったらすまないな」
-
メイン
ソラハレワタール
へへ、リラさんの初めて!
いただきますね! -
メイン
ソラハレワタール
あむっ…
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……どうだ?」
少し不安そうな目で -
メイン
ソラハレワタール
1D100 点の味 (1D100) > 84
-
メイン
リラ・ディザイアス
!
-
メイン
ソラハレワタール
すっごい美味しいです!!!!
-
メイン
ソラハレワタール
choice[あーんで返す,指まで食べる] (choice[あーんで返す,指まで食べる]) > あーんで返す
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……そうか、良かった」
ソラの笑顔を見て、ふと仏頂面を歪めて笑いをこぼし -
メイン
ブラックウィンド
「そう…なんだ」
マルファの話に少し興味を示す -
メイン
リラ・ディザイアス
「……?」
-
メイン
ソラハレワタール
それじゃあ、リラさんも食べましょう!
はい、あーんです❤︎
──適当に爪楊枝で掬って口元へ運ぶ -
メイン
マルファ
「どこから流れてきました?」
-
メイン
マルファ
「私は…」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「…………あ、あーん」
-
メイン
リラ・ディザイアス
少し恥ずかし気に顔を赤らめながら口を開ける
-
メイン
マルファ
「凍てついた大地を渡り…黒い鳥たちの島を抜けて…」
-
メイン
ソラハレワタール
ど、どうですか…!
-
メイン
マルファ
「気づけばここに」
-
メイン
ソラハレワタール
1D100 心臓の鼓動 (1D100) > 98
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……ん、美味いな」
-
メイン
ソラハレワタール
ど
きどき -
メイン
ブラックウィンド
「……私は」
-
メイン
ブラックウィンド
「……流れてる途中」
-
メイン
ソラハレワタール
リラさん、素敵な笑顔…ですね!
-
メイン
リラ・ディザイアス
「自分で作ったからなのか、人に食べさせてもらったからなのかはわからないが…」
-
メイン
マルファ
「成程」
-
メイン
マルファ
「…では」
-
メイン
マルファ
「生きたい先は?」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「………なるほど、こういうのもいいものだ」
-
メイン
ソラハレワタール
こんな顔できるなら、した方がいいですよ!
もったいないです!
──勢いあまって彼女の両手を掴む -
メイン
リラ・ディザイアス
「……そ、そうか…?」
-
メイン
ソラハレワタール
はい!
-
メイン
ブラックウィンド
「行きたい先……」
-
メイン
リラ・ディザイアス
びくりと肩が震えるも…
-
メイン
ソラハレワタール
って…ああ!
すみません……わたしったら -
メイン
ブラックウィンド
「…分からないな」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……なら、そうするとしよう」
口角を少しあげる
ソラの言葉は不思議と胸に入り込む。裏がないからか…? -
メイン
ソラハレワタール
──どうしよう。流石に遠慮がなさすぎるだろうか
-
メイン
ソラハレワタール
そうです、その顔
わたし、大好きですよ! -
メイン
マルファ
「ふむ」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……大好き、か。随分直球で感情をぶつけるやつだ」
可笑しそうに、少しだけクスクスと笑う -
メイン
マルファ
「…まぁ、わかりますよ」
-
メイン
ソラハレワタール
ヒーローガールは、みんなの笑顔を守るために戦うんです!
だから、リラさん…… -
メイン
マルファ
「自分が落ち着くような場所って、難しいですよね」
ちらりと視線を向けて -
メイン
マルファ
くすりと笑う
-
メイン
ソラハレワタール
その笑顔、わたしに守らせてください!!
-
メイン
ソラハレワタール
──今度は緊張せず。しっかりと指先から彼女を包むように
-
メイン
リラ・ディザイアス
「笑顔を守るため…か」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「…………わかった。じゃあ、守ってもらおう」
-
メイン
ソラハレワタール
はい!
-
メイン
ブラックウィンド
「落ち着く場所……」
少し間をおいて -
メイン
リラ・ディザイアス
今まで一人で戦ってきた女戦士には、今まで守ってもらうという考えがなかった
-
メイン
ソラハレワタール
それはわたしも同じでした
-
メイン
リラ・ディザイアス
だが、手を包み込む温かさが…頼ってみたくなる、力強さを伝えてくる
-
メイン
ソラハレワタール
でも、スカイランドからこっちに来て友達という大切な存在を知りました
-
メイン
ブラックウィンド
「……ないよ、そんな所」
-
メイン
マルファ
「あら」
-
メイン
ソラハレワタール
だから…リラさんも、なって……なってくれますか?
-
メイン
マルファ
「それはどうして?」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「友…かつてはいたが、今の世界では…確かにいないな」
-
メイン
ソラハレワタール
choice[LIKE,LOVE] (choice[LIKE,LOVE]) > LOVE
-
メイン
ブラックウィンド
「私の場所は…ここにはないから」
-
メイン
マルファ
「ふぅん…?」
-
メイン
リラ・ディザイアス
そうだ。それは無くなってから初めてわかるものだ
だからこそ、その悲しみを背負わないために避けていたのだが -
メイン
マルファ
不思議そうにしつつ、もう少し視線を落とし
-
メイン
マルファ
「孤独ですの?」
-
メイン
ソラハレワタール
じゃあ、こっちの世界でなりましょう!
これも縁ですよ! -
メイン
リラ・ディザイアス
「…………そうだな。ソラなら、大丈夫そうだ」
-
メイン
ソラハレワタール
──なんだか握る手指がしっとりとしている
-
メイン
リラ・ディザイアス
彼女は強い子だ。多分、私を悲しませることはしないんだろうなと、確信できるほど
-
メイン
ソラハレワタール
そ、う言っていただけると…ぅれしぃです…
-
メイン
ブラックウィンド
「孤独…」
-
メイン
ブラックウィンド
「……それも違うんだと思う」
-
メイン
マルファ
「…」
-
メイン
マルファ
「違う、か」
-
メイン
ソラハレワタール
……強いかどうかは、まだわかりません
-
メイン
リラ・ディザイアス
友…友か
私が再び持つことになるとはな。無駄に生きてみるものだ -
メイン
マルファ
「お聞きしても良い物で?」
-
メイン
ソラハレワタール
でも、強さを……リラさんから、教えてもらうことは──できると思います。
-
メイン
ソラハレワタール
──視線が合わせづらい。なぜだろう。言葉も詰まりがちで
-
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
ブラックウィンド
「話すような事じゃないよ」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「…どうした、ソラ?」
ふと、今まで真っ直ぐだった彼女の視線に違和感を覚え -
メイン
ソラハレワタール
無駄なんかじゃ、ないです!
-
メイン
ブラックウィンド
「でも……」
-
メイン
ソラハレワタール
リラさんが生きているのは、無断なんかじゃありません!!
-
メイン
リラ・ディザイアス
「………ソラ…」
-
メイン
ソラハレワタール
choice[勢い余ってキス,勢い余って押し倒す,なにも] (choice[勢い余ってキス,勢い余って押し倒す,なにも]) > 勢い余って押し倒す
-
メイン
ブラックウィンド
「”修道士”なら、よく聞くような事じゃないかな」
それだけで、答えは濁す -
メイン
マルファ
「…」
視線を向けて、言葉を待つ -
メイン
ソラハレワタール
う、うわっ……!?
-
メイン
リラ・ディザイアス
「………おっと」
-
メイン
マルファ
「あら」
-
メイン
ソラハレワタール
ったた……
-
メイン
リラ・ディザイアス
抵抗しては、彼女の体を傷つけてしまう
素直に押し倒される -
メイン
マルファ
「…懺悔でしたら」
「快く聞きます事よ?」 -
メイン
リラ・ディザイアス
「大丈夫か、ソラ」
下敷きになりながら声をかける -
メイン
ソラハレワタール
……ご、ごめんなさい
うっかり転んでしまって -
メイン
マルファ
「それこそ、躊躇われていただくべきではないのですもの」
くすくす笑い -
メイン
砂塚あきら
「コンビニですので破廉恥な行為はおやめくださーい」
腕で頭上でバッテンを作っている。 -
メイン
ソラハレワタール
って〜〜〜///
-
メイン
リラ・ディザイアス
特に何の疑問にも抱かずに、目を真っ直ぐ見つめて
-
メイン
ソラハレワタール
──ダメだ。彼女の綺麗な瞳に吸い込まれる
-
メイン
ブラックウィンド
「……悪いけど、やめとくよ」
-
メイン
ソラハレワタール
……リラ…さ……
-
メイン
ブラックウィンド
「生憎、神を信用してないんだ」
-
メイン
マルファ
「…」
-
メイン
マルファ
「フフ」
-
メイン
ソラハレワタール
──ドキドキを抑えきれず間合いを詰める
-
メイン
マルファ
「"同じ"ね」
-
メイン
マルファ
「おあいにく様」
-
メイン
ブラックウィンド
「……同じ?」
-
メイン
マルファ
「破門の類ですもの」
にこりと -
メイン
リラ・ディザイアス
「………怪我は…なさそうだな」
僅かに身じろぎをする
前髪がずれ、赤色のオッドアイの左目が現れる -
メイン
ソラハレワタール
──リラさんの髪。リラさんの瞳。リラさんの唇。リラさんの吐息。
-
メイン
砂塚あきら
「扉も開きましたので続きはお家でやってくださーい」
-
メイン
ソラハレワタール
綺麗……
-
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
ソラハレワタール
choice[する,しない] (choice[する,しない]) > しない
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……続き?」
そういうのには疎い。長命種族的な問題で -
メイン
ソラハレワタール
──あと数ミリの所で止まる
-
メイン
マルファ
「私は私だから」
「こうして教会の狭い懺悔室ではなくここに立っているのでしょうね?」 -
メイン
ソラハレワタール
つ、つづ………
-
メイン
リラ・ディザイアス
近くにあるソラの顔にも疑問を持つも、警戒はせず
-
メイン
ソラハレワタール
リ、ラ──
-
メイン
マルファ
きらりと、ネックレスが照り返す
恐らくマルファの所属を表してたものだ -
メイン
ソラハレワタール
──あと一歩を踏み出す勇気はヒーローに求められるもの
-
メイン
ソラハレワタール
choice[踏み出す,踏み出せない] (choice[踏み出す,踏み出せない]) > 踏み出す
-
メイン
ソラハレワタール
す…き……です
──ゆっくりと重ねた -
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「…………ん」
-
メイン
ソラハレワタール
んん…
-
メイン
リラ・ディザイアス
ああ、これがキスというやつか
話に聞いたことはあるが、これは… -
メイン
リラ・ディザイアス
「…………なんだ。そんなことを考えていたのか」
-
メイン
ソラハレワタール
──なるほど、確かにこれでは苺だ
-
メイン
ソラハレワタール
い、いけません…か…?
-
メイン
リラ・ディザイアス
唇を離し、少し口角を上げて
-
メイン
リラ・ディザイアス
「いや…構わない。私は不快感を感じなかった」
-
メイン
ソラハレワタール
──先程までの勇気はどこへ行ったのか。子犬のように
-
メイン
ソラハレワタール
そ、そうですか……!
嬉しい、です -
メイン
リラ・ディザイアス
「………勇気があると思ったら、今度は自信をなくして…
かわいいやつだな。お前は」 -
メイン
ソラハレワタール
か、かわ…!?
-
メイン
ソラハレワタール
うぅぅ……リラさぁん!
──恥ずかしい顔を隠すために彼女の胸元に飛び込む -
メイン
リラ・ディザイアス
「なに、そう焦らずとも私はいなくなりはしない」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「いなくなる理由もなくなったのだしな」
-
メイン
マルファ
「ウィンドさん」
-
メイン
マルファ
肩に手を乗せて
-
メイン
ソラハレワタール
…わかりました
じゃあ、これからは一緒ですね -
メイン
リラ・ディザイアス
「ああ。そうなるな」
-
メイン
ソラハレワタール
じゃあ、コンビニも閉まるみたいですし
-
メイン
ソラハレワタール
リラさんの所にお泊まりしてもいいですか!
-
メイン
リラ・ディザイアス
「……同じマンション…というのも野暮か。構わない
特に面白いものはないが、それでもいいなら」 -
メイン
ソラハレワタール
やった!
今日は寝ませませんよ! -
メイン
ブラックウィンド
「……そういえば30分立ってたね」
30分と聞いて内心驚いてたが、その時間も意外とあっという間に過ぎた -
メイン
リラ・ディザイアス
「……寝ない?」
首をこてんと傾げるのだった -
メイン
ソラハレワタール
1D12 時間の百合乱暴 (1D12) > 11
-
メイン
マルファ
「ウフ」
-
メイン
マルファ
「こうして時間を忘れる、というのは」
「久しいんじゃあないのですか?」 -
メイン
ソラハレワタール
昼まで頑張りました!
-
メイン
リラ・ディザイアス
頑張ったな…
-
メイン
ソラハレワタール
choice[ネコ,タチ] (choice[ネコ,タチ]) > ネコ
-
メイン
ソラハレワタール
ベッドの上では負けました!
-
メイン
ブラックウィンド
「……そうかも」
-
メイン
リラ・ディザイアス
ベッドの上では強かった
体力はあるからな -
メイン
ソラハレワタール
うぅぅ……お嫁に行けません!
-
メイン
ソラハレワタール
1D10 箇所のキスマーク (1D10) > 1
-
メイン
リラ・ディザイアス
キスマークが少ない…野性味のある感じだったんだろうな
-
メイン
マルファ
「…ま、帰りましょう?」
-
メイン
マルファ
「エスコートしましょうか?」
手でも伸ばして -
メイン
ソラハレワタール
リラさん…上手、すぎますよ…❤︎
-
メイン
ブラックウィンド
「……いや」
その手はやんわりと押しのけ -
メイン
リラ・ディザイアス
伊達に2000年は生きてない
大半は戦いの人生だとしてもな -
メイン
マルファ
「あら」
-
メイン
ブラックウィンド
「子供じゃないんだから…大丈夫だよ」
-
メイン
ソラハレワタール
す、凄いです…!
わたしこれからもリラさんから色々と学ばせてください!! -
メイン
マルファ
「レディのエスコート、かもしれませんわ?」
-
メイン
ソラハレワタール
──幸せなキスをして
-
メイン
ソラハレワタール
1D100 回目のキス (1D100) > 28
-
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
リラ・ディザイアス
「………いいだろう。それも楽しそうだ」
本当に学ぶのがどちらかはわからんが、な… -
メイン
リラ・ディザイアス
優しくキスを返す
-
メイン
ブラックウィンド
「ダンスは…苦手だな」
-
メイン
マルファ
「生憎私もフォークダンス程度の慣れですので」
-
メイン
ソラハレワタール
第一部・完 ですね!
-
メイン
マルファ
「夜歩きでしたら、お任せくださいな」
-
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
ブラックウィンド
無言で、手を取る
-
メイン
マルファ
くすりと笑って
-
メイン
マルファ
その手を引いて立ち上がらせて
-
メイン
ブラックウィンド
そのまま、自動ドアへと向かう
-
メイン
マルファ
「では帰りましょうか」
-
メイン
マルファ
「一時の宿に」
くすくす笑いつつ -
メイン
マルファ
-
メイン
マルファ
-
メイン
マルファ
かつ、かつ
-
メイン
マルファ
夜闇の中足音が二つ
-
メイン
マルファ
冷え込んだ空気は季節か、時間か
-
メイン
マルファ
或いは、ただそこに横たわる
-
メイン
マルファ
肉の塊と化した隣人のせいか
-
メイン
マルファ
「………………………」
-
メイン
マルファ
「ああ…」
-
メイン
マルファ
どうしたものか
喉奥で言葉は雲散し -
メイン
その死体は無残なものであった。
もはや顔の原型は留めておらず、目玉も冷たいアスファルトに投げられ
衝突した衝撃で千切れてしまったのだろう。 -
メイン
ブラックウィンド
「………」
-
メイン
力を失い、だらりと垂れる腕も、そこにあった。
-
メイン
マルファ
「慣れぬのであれば、目を閉じてください」
-
メイン
マルファ
「私は…腐ってもシスターですので」
-
メイン
地面に沁み込んでいく、人に流れていた血。
これほどなのかと思うほどにまで、内臓の激臭が立ち込めていた。 -
メイン
ブラックウィンド
「……いや…大丈夫」
-
メイン
マルファ
「…」
-
メイン
マルファ
「迷える魂よ、どうか主の導きが有らん事を」
-
メイン
マルファ
かつかつ
-
メイン
マルファ
赤く染まったアスファルトを歩き
-
メイン
マルファ
彼女のまだまともな瞳を閉ざして
-
メイン
マルファ
「ウィンドさん」
「帰りましょう」 -
メイン
マルファ
「私達が出来る事、というのは」
-
メイン
マルファ
「無いのですよ、寂しいですがね」
-
メイン
ブラックウィンド
「……うん」
-
メイン
マルファ
「…」
-
メイン
マルファ
「どうせ一時の宿なら」
「いっそまた遠くに行ってみるのは如何です?」 -
メイン
マルファ
「私は…」
「死する者と共に寝る教育はされていないのです」 -
メイン
ブラックウィンド
「……私は、」
-
メイン
ブラックウィンド
「まだ、ここに居るよ」
-
メイン
マルファ
「…」
-
メイン
ブラックウィンド
「仕事があるんだ…それに」
-
メイン
マルファ
「あら…」
-
メイン
ブラックウィンド
「死人は……沢山見て来た」
-
メイン
マルファ
「…」
-
メイン
マルファ
「釣れないお方」
-
メイン
マルファ
「誘ってみせましたのに」
「フフ」 -
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
マルファ
「どうせなら」
-
メイン
マルファ
「貴方の人生に勝手に踏み込もうかしら?」
-
メイン
マルファ
少し屈んで
-
メイン
マルファ
覗き込むように見つめる
-
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
ブラックウィンド
「ダメだよ」
-
メイン
ブラックウィンド
「その先は…」
-
メイン
ブラックウィンド
「命のやり取りになる」
-
メイン
マルファ
「とても慣れっこ、ですわ」
-
メイン
マルファ
「…悪魔より可愛らしいですしね?」
くい、と -
メイン
マルファ
ブラックウィンドの顎に指を当てて
-
メイン
ブラックウィンド
指が触れた瞬間
-
メイン
ブラックウィンド
こめかみに咄嗟に銃を構える
-
メイン
マルファ
「フフ」
-
メイン
マルファ
「今ならきっと」
「彼女と共に有耶無耶でしょうね」 -
メイン
マルファ
血生臭い匂いの中で
-
メイン
マルファ
「撃つのなら」
-
メイン
マルファ
「こちらを勧めますわ」
-
メイン
マルファ
手を握り
-
メイン
マルファ
くい、と
-
メイン
マルファ
ネックレスを心の臓の上に当て
-
メイン
マルファ
銃口をそこに這わせる
-
メイン
マルファ
「所属もこれで有耶無耶、きっと足も付かないでしょう」
-
メイン
ブラックウィンド
「………」
-
メイン
ブラックウィンド
彼女は……
-
メイン
ブラックウィンド
引き金を……
-
メイン
ブラックウィンド
-
メイン
ブラックウィンド
-
メイン
ブラックウィンド
緩めた
-
メイン
ブラックウィンド
「……」
フゥー…とため息をつき -
メイン
マルファ
くすくす
-
メイン
ブラックウィンド
「負けたよ……」
銃を下す -
メイン
マルファ
「あら」
-
メイン
マルファ
「フフ」
-
メイン
マルファ
「意外と、人間臭い葛藤してくださったのね」
-
メイン
マルファ
手を離して
-
メイン
ブラックウィンド
「私だって殺したくて殺してるんじゃない」
-
メイン
マルファ
流れるように、頬を撫でて
-
メイン
ブラックウィンド
「そんな無意味な事はしない」
-
メイン
マルファ
「でしょうね」
-
メイン
マルファ
「無意味…?」
-
メイン
マルファ
「…フフ」
-
メイン
マルファ
「無意味だと言うのなら」
-
メイン
マルファ
「こうして脅しをかけてくださるほど」
「お優しい事をするのかしら?」 -
メイン
マルファ
瞳を合わせて
-
メイン
ブラックウィンド
「………」
-
メイン
マルファ
「脅すのならば」
「きっと相応の思いがあるのでしょう?」 -
メイン
ブラックウィンド
「……私の仕事は」
-
メイン
ブラックウィンド
「命を奪う事だ」
-
メイン
ブラックウィンド
「だから……あまり深く入ってほしくなかった」
-
メイン
マルファ
「…」
-
メイン
マルファ
「でしたら」
-
メイン
マルファ
「きっと選択の誤りですわ」
-
メイン
マルファ
「貴女が手を取ってしまったのは」
-
メイン
マルファ
「随分、タチの悪い」
-
メイン
マルファ
「"シスター"…」
「そうでしょう?」 -
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
ブラックウィンド
「そうらしい…」
-
メイン
マルファ
「命を奪うのならば」
-
メイン
マルファ
「ええ、いいでしょう」
-
メイン
マルファ
「誰にも惑わされぬよう」
「縋り付かれぬよう」 -
メイン
マルファ
「魂事、祓ってみましょう」
-
メイン
マルファ
指先を
ブラックウィンドの心臓に重ねる -
メイン
ブラックウィンド
「……マルファ?」
-
メイン
マルファ
「んー?」
-
メイン
マルファ
「ああいや、フフ」
-
メイン
マルファ
「こちらのお話ですよ」
-
メイン
マルファ
「そう無垢な瞳で見つめられてしまっては」
「些か困りますわ」 -
メイン
ブラックウィンド
「……そう」
-
メイン
ブラックウィンド
「なら…聞きはしないよ」
-
メイン
マルファ
「フフ」
-
メイン
ブラックウィンド
「私も…話せない事は沢山ある」
-
メイン
マルファ
「私にとっては」
-
メイン
マルファ
「今が楽しいので」
「話す気が無いだけですのよ」 -
メイン
ブラックウィンド
「……?」
-
メイン
マルファ
「さぁて」
-
メイン
マルファ
「帰ります?」
「きっと騒がしくなりますが」 -
メイン
マルファ
すらりと、手を首元に這わせて
-
メイン
ブラックウィンド
「うん……、帰ろう」
-
メイン
マルファ
「なら…」
-
メイン
マルファ
かちかち、手元で携帯を光らせて
-
メイン
マルファ
「…きっと明日にはお別れですわ」
「彼女のワケは知ることも無いままですが」 -
メイン
マルファ
簡潔に、死体の情報を伝えて
少し涙ぐんだように呟いたフリをして -
メイン
マルファ
「…寝れるといいですね?」
「きっと作業とサイレンで騒がしいわ」 -
メイン
ブラックウィンド
「お別れ……?」
マルファのその言葉にはピンと来て無かった
この土地を離れる理由が思い当たらなかった -
メイン
マルファ
「いや…」
-
メイン
マルファ
「……この子ですわ」
「スペランカーさん」 -
メイン
マルファ
「普通、遺体というものは大騒ぎですのよ?」
-
メイン
ブラックウィンド
「……ああ、うん」
「ごめん、勘違い…」 -
メイン
マルファ
「ウフフ、疲れが溜まってるのでは?」
-
メイン
ブラックウィンド
「……かも」
-
メイン
マルファ
「…気を張らせ過ぎたかしら?」
にこりと手を取る -
メイン
ブラックウィンド
「……」
そのまま手を握る -
メイン
マルファ
「…湯浴みでも如何で?」
「身を清めるのも必要でしょう?」 -
メイン
ブラックウィンド
「……そうだね、どうせ今日はここは煩くて寝れない」
-
メイン
マルファ
「あら」
-
メイン
マルファ
「なら、背中でも流しましょうか?」
-
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
ブラックウィンド
「ゴメン、そういうのは慣れてない…」
-
メイン
マルファ
「知ってます」
-
メイン
マルファ
「だから教えてあげようかなあ、なんて」
「思うかもしれませんわね?」 -
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
ブラックウィンド
「じゃあ…背中だけなら」
-
メイン
マルファ
「フフ」
-
メイン
マルファ
手を握り、階段を上がる
-
メイン
マルファ
「選ばせてあげますわ」
-
メイン
マルファ
「私か、貴女の部屋」
-
メイン
ブラックウィンド
「ああいや…」
-
メイン
マルファ
「あら」
-
メイン
ブラックウィンド
「ここは煩くなるから…別な所に行こう」
-
メイン
マルファ
「…ウフフ!」
-
メイン
ブラックウィンド
「仮眠ができる入浴施設なら……知ってる」
-
メイン
マルファ
「それなら是非とも」
-
メイン
ブラックウィンド
コクリ、と頷き
-
メイン
ブラックウィンド
そのまま入浴施設へと向かう
-
メイン
マルファ
それについて行く…
-
メイン
マルファ
-
メイン
マルファ
-
メイン
マルファ
そして、街角の素朴なビルに足を踏み入れる
-
メイン
マルファ
夜中、行く宛て無いもの
或いは繋ぎか -
メイン
マルファ
兎も角、其処に居着く意味もない人々が
少しの安らぎを求めて行き着く先 -
メイン
マルファ
「そういえば」
-
メイン
マルファ
「着替え、あります?」
-
メイン
ブラックウィンド
「………」
-
メイン
ブラックウィンド
「忘れてた…でも館内着あるしいいかなって」
-
メイン
マルファ
「ウフフ」
-
メイン
マルファ
その答えに頷いて来店し
-
メイン
マルファ
さらりと受付を済ませ
一晩の宿を得る -
メイン
マルファ
「では、湯浴みに行きましょうか」
-
メイン
ブラックウィンド
「うん…」
-
メイン
マルファ
「とは言え、他者に裸を晒すのは慣れませんね」
-
メイン
マルファ
ぱちん
ぱちん -
メイン
マルファ
ボタンを外して、コートを脱ぎ
-
メイン
ブラックウィンド
「……そうなの?」
そんな風なイメージには見えなかったのでそうつぶやき
同じく服を脱ぐ -
メイン
マルファ
「私を娼婦と勘違いしてません?」
-
メイン
ブラックウィンド
「いや…そういうわけじゃないけど…」
「ただ…色々と乗り気な人に見えてたから」 -
メイン
マルファ
「気に入ったからするだけですー」
-
メイン
マルファ
「乗り気でもそう裸の付き合いなんてしないでしょう」
-
メイン
ブラックウィンド
「そっか…そうだね」
-
メイン
ブラックウィンド
脱ぎ終わった服の下には……
-
メイン
ブラックウィンド
生生しい傷跡が無数についていた
-
メイン
マルファ
「…」
-
メイン
マルファ
「あ、シャンプーとか持ってきてます?」
-
メイン
ブラックウィンド
「……え?」
-
メイン
ブラックウィンド
「多分風呂場にあると思うけど…」
あまり髪の手入れとかには無頓着だった -
メイン
マルファ
「あら、いけませんわよ?」
-
メイン
マルファ
「綺麗な体ですし、髪も靡いてますもの」
「どうかケアしてくださらないと」 -
メイン
マルファ
「私の貸しましょうか?」
-
メイン
ブラックウィンド
「…いいの?」
-
メイン
マルファ
「そりゃもちろん」
-
メイン
マルファ
「誘いましたし」
-
メイン
ブラックウィンド
「……それじゃあ」
シャンプーを借りる -
メイン
マルファ
「フフ、貸すとは言いましたが」
-
メイン
マルファ
「そう言うことではないでしょう?」
-
メイン
マルファ
肩に手を当てて、座らせる
-
メイン
ブラックウィンド
「……?」
座らせられる -
メイン
マルファ
「はい、では洗いますわね」
しゅ、とシャンプーを泡立てて -
メイン
マルファ
ゆっくりと
梳くように髪に這わせて行く -
メイン
ブラックウィンド
「……」
シャンプーにされるがままにされ座っている -
メイン
マルファ
「素直で結構」
髪の先まで、するりと泡を纏わせて -
メイン
マルファ
じっくり馴染ませるように
つむじの辺りを指で撫でて -
メイン
ブラックウィンド
「………」
そうやって誰かに洗ってもらうのは初めての経験だったようで
気持ちよさそうな、何処かムズかゆ様な様子を見せている -
メイン
マルファ
「懐かしい感覚ね」
そう呟いて -
メイン
マルファ
しゃあ、と
泡をお湯で流し -
メイン
ブラックウィンド
「…丁寧なんだね、洗うの」
-
メイン
マルファ
「むかーし、むかし」
-
メイン
マルファ
「妹のような相手がいましたので」
-
メイン
マルファ
背にも手を当てて
-
メイン
マルファ
「洗いましょうか?しっかり体も」
-
メイン
ブラックウィンド
「……じゃあ、背中だけ」
-
メイン
マルファ
「フフ」
「何もやましいつもりはないのだけど」 -
メイン
マルファ
ゆっくり
泡立てて背中を撫でる -
メイン
マルファ
時折、指先が傷跡をなぞる
-
メイン
ブラックウィンド
「……ッ」
指の感触が当たるたび、ムズ痒い気持ちになる
やっぱり…触られるのは得意ではない -
メイン
マルファ
「不安?」
-
メイン
マルファ
「それとも、意外とくすぐったがり?」
-
メイン
マルファ
幸い深夜の時間帯
咎める相手も野次馬もいない -
メイン
マルファ
ならばと、遠慮なく触れて
-
メイン
ブラックウィンド
「……」
くすぐったがりの言葉に頷き -
メイン
マルファ
「…それじゃ、もう少し優しくね」
-
メイン
マルファ
洗うと言うより、慰めるように
-
メイン
マルファ
手のひらを背に乗せて
ゆっくり撫でる -
メイン
ブラックウィンド
「………」
-
メイン
ブラックウィンド
「……ハッ…ハァッ…!」
だが…こういうのは… -
メイン
ブラックウィンド
優しいタッチだと余計ムズムズと感じてしまう物で…
-
メイン
マルファ
「あら…」
-
メイン
マルファ
「フフ、お優しいのは嫌い?」
-
メイン
ブラックウィンド
「まっ…待った…!」
-
メイン
マルファ
「んー」
聞こえていつつも無視して -
メイン
マルファ
「なにかしらー?」
-
メイン
ブラックウィンド
「………ッッ!!」
その感覚に耐え切れず、前に出る -
メイン
マルファ
「あら」
-
メイン
マルファ
空いた手を回して
-
メイン
マルファ
ぐっと抱き寄せて
-
メイン
ブラックウィンド
「…!?」
-
メイン
マルファ
「そんなに辛いかしら?」
-
メイン
マルファ
指を立たせて
わざとらしいくすぐりのように -
メイン
マルファ
つるつる、撫でて
-
メイン
ブラックウィンド
「や…やっぱり自分でやるから…!」
-
メイン
マルファ
「いいじゃない、奉仕させてくださいまし?」
-
メイン
マルファ
ゆっくり
その腹を撫でる -
メイン
ブラックウィンド
「お…お腹…!?」
-
メイン
マルファ
「前も洗って差し上げましょうか、とね?」
-
メイン
ブラックウィンド
「い…いや…!大丈夫だから…!」抜け出すように試みる
-
メイン
マルファ
「んー♪」
-
メイン
マルファ
ゆっくりと
背と腹を挟んで -
メイン
マルファ
優しく撫で回す
-
メイン
ブラックウィンド
「~~~~~~ッッ!!」
-
メイン
マルファ
「心地良くなるまで試してみましょう?」
意地悪目に指を立てて -
メイン
ブラックウィンド
「…ハアッ…!ハァッ…!」
嬌声まじりの声が風呂場に木霊する -
メイン
ブラックウィンド
そして…彼女の敏感な所に触れそうになる時……
-
メイン
ブラックウィンド
彼女はマルファの首根っこを掴む!
-
メイン
マルファ
「んむ」
-
メイン
マルファ
弄るのに夢中で普通に捕まれる
-
メイン
ブラックウィンド
「踏み込み過ぎると…命は無い」
「頼むから…もうやめて…」
その顔には涙を浮かべその言葉には怒りと懇願と嬌声が混じっていた -
メイン
マルファ
「あら、あら」
-
メイン
マルファ
「ん…ごめんなさいね?フフ」
-
メイン
マルファ
ゆっくり手を離して、代わりに
-
メイン
マルファ
優しく撫でて
-
メイン
マルファ
「イジワル、久しぶりでね」
-
メイン
ブラックウィンド
そのまま息を切らして倒れこむ
こんな経験は初めてだ…戦うよりよっぽど疲れる -
メイン
マルファ
「フフ」
倒れないように抱き込んで -
メイン
マルファ
「ほら、浸かりましょう?」
-
メイン
ブラックウィンド
「……うん」
-
メイン
マルファ
そのまま湯船に誘い、浸かる
-
メイン
ブラックウィンド
同じく浸かる
-
メイン
マルファ
「ところで」
-
メイン
マルファ
「お部屋、一つしか取ってありませんの」
-
メイン
マルファ
肩に手を回し
-
メイン
ブラックウィンド
「一つ……」
-
メイン
ブラックウィンド
「……一つ?」
キョトンとした表情で -
メイン
マルファ
「同じ部屋で寝泊まり、ですわね?」
くすくす笑い -
メイン
ブラックウィンド
「ホテル予約したんだ…」
彼女はてっきり仮眠スペースで寝ることを想定していたためホテルなのも一つなのも色々想定外であった -
メイン
ブラックウィンド
「え~っと…いくらかかった?後で半分払うから…」
-
メイン
マルファ
「別に構いませんわー」
-
メイン
マルファ
「趣味ですし」
にこり -
メイン
ブラックウィンド
「そうなの…?」
-
メイン
マルファ
「ま、気にしないなら結構」
「一緒に寝ましょうね」
フフフと笑い -
メイン
ブラックウィンド
「……」
-
メイン
ブラックウィンド
「いいけど…寝れないからあんまり触らないでね」
さっきの事を思い出したように -
メイン
マルファ
「フフ」
-
メイン
マルファ
「撫でるくらいにしておきますわ」
-
メイン
ブラックウィンド
その言葉を聞いて少しほっとした様子を見せた
-
メイン
マルファ
-
メイン
マルファ
-
メイン
マルファ
そして、風呂を上がって
こじんまりとした部屋に入る -
メイン
マルファ
バスローブに身を包みつつ
-
メイン
マルファ
一つしかないベッドに座り
-
メイン
マルファ
「どうぞ?」
-
メイン
ブラックウィンド
頷いてベットに入る
-
メイン
マルファ
「ふぅ…」
-
メイン
マルファ
隣に寝転んで
-
メイン
ブラックウィンド
「……今日は」
-
メイン
ブラックウィンド
「なんだかとても長い一日だった気がする」
-
メイン
マルファ
「そうね、とても」
-
メイン
マルファ
「もしかしたら」
-
メイン
マルファ
「それが続くかもしれないわね?」
-
メイン
ブラックウィンド
「………」
-
メイン
ブラックウィンド
「ずっと続くのはあんまりにも疲れちゃうし無理…」
-
メイン
ブラックウィンド
「でも…」
-
メイン
ブラックウィンド
「偶にならいいかな…」
-
メイン
マルファ
「…フフ」
-
メイン
マルファ
「なんだか子供っぽくて」
-
メイン
マルファ
「可愛らしい」
くすくすくす、と -
メイン
ブラックウィンド
「やめてよ…結構気にしてるんだから」
その言葉は本心だが、不思議とキツイトーンでは無かった
まるで友達に冗談を言うような… -
メイン
マルファ
「いいじゃない」
「良いことだもの」 -
メイン
マルファ
「まるで何もかもつまらなそうにしてたんだしね?」
-
メイン
ブラックウィンド
「……」
そういえば、私はこの施設で -
メイン
ブラックウィンド
初めて、こんな長い事入浴していたかもしれない
-
メイン
ブラックウィンド
いつもは殆ど体を洗うだけで済ませていた
-
メイン
ブラックウィンド
彼女に今日偶然会って…
-
メイン
ブラックウィンド
何か、変わったのだろうか…
-
メイン
ブラックウィンド
「……ねえ、一ついい?」
-
メイン
マルファ
「…?」
-
メイン
マルファ
「なにか?」
-
メイン
ブラックウィンド
「…私そういえば…」
-
メイン
ブラックウィンド
「サウナ、入ったことないなって…」
-
メイン
マルファ
「サウナ…ははぁ」
-
メイン
マルファ
「…朝に入ります?チェックアウト前に」
-
メイン
ブラックウィンド
「…うん…丁度そう言おうと思ってた」
-
メイン
マルファ
「では、決定ですね」
にこりと -
メイン
ブラックウィンド
「うん…それじゃあ…」
-
メイン
ブラックウィンド
「おやすみ……」
目を閉じる… -
メイン
マルファ
「おやすみなさい、良い夢を」
-
メイン
マルファ
その隣で、こくりと眠り
-
メイン
マルファ
ゆっくり、ゆっくり
夜の闇に沈んでいく -
メイン
マルファ
朝は来る、しかし
それを望むわけでもなく -
メイン
マルファ
ただ今一時
享楽と安寧を、享受するのだった -
メイン
マルファ
-
メイン
マルファ